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「モバイルバッテリーを買いたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない…」そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
容量、出力、サイズ、急速充電対応──比較すべきポイントが多く、なんとなく安いものを選んでしまいがちです。しかし、**選び方を間違えると「スマホが全然充電されない」「ノートPCに使えなかった」「飛行機に持ち込めなかった」**といった失敗に繋がります。
この記事では、モバイルバッテリーの基礎知識から選び方の7つのポイント、目的別のおすすめ方向、よくある失敗パターンまで完全網羅で解説します。読み終わる頃には、自分にぴったりのモバイルバッテリーが見つかるはずです。
モバイルバッテリーの基礎知識
バッテリー容量の見方:mAhとWhの違い
モバイルバッテリーの容量は主に**「mAh(ミリアンペアアワー)」と「Wh(ワットアワー)」**の2つの単位で表されます。
📌 mAhとWhの関係式
Wh = mAh × 電圧(V) ÷ 1000
例:10000mAh × 3.7V ÷ 1000 = 37Wh
| mAh | 電流×時間(電圧が考慮されていない) | スマホ充電回数の目安
| Wh | 電力×時間(実際のエネルギー量) | 飛行機持ち込み制限の基準
製品スペックでよく見る「10000mAh」という数字はバッテリーセル(3.7V)基準の値です。実際にUSB(5V)で出力すると約7,400mAh相当になります。
変換効率について知っておくべきこと
モバイルバッテリーには必ず電圧変換ロスが発生します。一般的な変換効率は**60〜70%**程度です。
⚡ 変換効率の計算例
10000mAhのバッテリー(変換効率65%の場合)
→ 実際に使える容量:10000 × 0.65 = 約6,500mAh
→ iPhone 15(3,349mAh)なら約1.9回充電可能
「10000mAhなのに2回も充電できなかった」という不満は、この変換効率を知らないことが原因です。カタログ値の6〜7割が実力値と覚えておきましょう。
モバイルバッテリーの選び方 7つのポイント
① バッテリー容量:自分の使い方に合った容量を選ぶ
| 5000mAh | 約1回 | 日帰り外出・通勤 | 約100〜150g
| 10000mAh | 約2回 | 1日外出・出張 | 約180〜250g
| 20000mAh | 約4回 | 旅行・複数デバイス | 約350〜500g
| 30000mAh以上 | 約6回以上 | キャンプ・災害備蓄 | 約600g以上
✅ ポイント:迷ったら10000mAhが万能。スマホ約2回分でサイズ・重量のバランスが最も良いです。
② 出力W数:充電スピードを左右する最重要スペック
出力のW(ワット)数が大きいほど充電が速くなります。2026年現在の目安は以下の通りです。
| 5〜10W | 低速(通常充電) | イヤホン、スマートウォッチ
| 18〜22.5W | 急速充電 | スマートフォン
| 30〜45W | 高速充電 | タブレット、薄型ノートPC
| 65〜100W | 超高速充電 | ノートPC、MacBook
ノートPCを充電したい場合は最低30W以上が必要です。MacBook Proなら65W以上をおすすめします。
③ ポート数・種類:USB-C対応は必須
2026年のモバイルバッテリー選びでは、USB-Cポートの有無が最重要です。
- USB-C(PD対応):最新スマホ・ノートPC・タブレットに対応。最優先で確認
- USB-A:旧型デバイスやアクセサリーの充電用。あると便利
- 同時充電:2ポート以上あると、スマホとイヤホンを同時に充電可能
**⚠️ 注意:USB-Cポートがあっても「PD(Power Delivery)非対応」の場合があります。急速充電したい場合は必ず「PD対応」**の表記を確認しましょう。
④ 重量・サイズ:毎日持ち歩くなら200g以下
モバイルバッテリーは容量が大きくなるほど重くなります。持ち運びの頻度に応じて選びましょう。
- 毎日持ち歩く:200g以下(5000〜10000mAh)がベスト
- カバンに入れっぱなし:300g程度まで許容
- 旅行・出張用:500g以下なら問題なし
最近はスティック型やカード型など、コンパクトさを追求したモデルも増えています。ポケットに入るサイズを重視するなら5000mAhクラスのスリムモデルが最適です。
⑤ 急速充電規格:PD・QC・独自規格の違い
| USB PD | 最大240W | iPhone/Android/PC/iPad | USB-C
| QC 3.0/4.0 | 最大100W | 主にAndroid | USB-A/C
| VOOC/SuperCharge | メーカーにより異なる | OPPO/Huaweiなど | 専用ケーブル
汎用性で選ぶならUSB PD対応が最強です。iPhoneもAndroidもPCも充電でき、将来的なデバイス買い替えにも対応できます。
⑥ パススルー充電:充電しながら給電できるか
パススルー充電とは、モバイルバッテリー本体を充電しながら、接続したデバイスにも同時に給電できる機能です。
この機能があると:
- コンセントが1つしかないカフェで、バッテリーとスマホを同時充電
- 夜寝る前にまとめて充電できる
- デスクでの据え置き型USB ハブとしても活用可能
すべてのモバイルバッテリーがパススルーに対応しているわけではないため、購入前に必ず確認しましょう。
⑦ PSEマーク:安全性の最低基準
🚨 絶対確認!PSEマークについて
2019年2月1日から、モバイルバッテリーは電気用品安全法の規制対象になりました。
- PSEマークがない製品は日本で販売禁止
- 発火・爆発事故を防ぐための安全基準
- フリマアプリ・海外通販では無表示の製品が流通していることも
必ず**「◇PSE」**マークの表示を確認してから購入してください。
知っておきたい便利機能3選
基本の7ポイントに加えて、最近のモバイルバッテリーで注目すべき便利機能を紹介します。
🔌 ワイヤレス充電(Qi2 / MagSafe対応)
ケーブル不要でスマホを置くだけで充電できるワイヤレス充電対応モデルが増えています。特に2025年以降はQi2規格が主流になりつつあり、マグネットで吸着して安定した充電が可能です。
| Qi(従来) | 5〜15W | なし | 幅広いスマホ
| MagSafe | 最大15W | あり | iPhone 12以降
| Qi2 | 最大15W | あり | iPhone 12以降、Pixel 10、Galaxy S25
**⚠️ 注意:**ワイヤレス充電は有線より速度が遅く発熱もしやすいです。急ぎの充電は有線、スマホを置くだけの手軽さを求めるならワイヤレスと使い分けましょう。
🔋 コンセントプラグ内蔵型
本体にACプラグが内蔵されており、コンセントに直接挿してバッテリー本体を充電できるタイプです。USB充電器とモバイルバッテリーが一体化しているため、荷物を減らしたい方におすすめ。Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W) など人気モデルも多数あります。
🔗 ケーブル内蔵型
充電ケーブルがバッテリー本体に組み込まれたタイプです。ケーブルを忘れる心配がなく、荷物がスッキリまとまります。USB-CやLightningなど、自分のスマホに合った端子のモデルを選びましょう。CIOのSMARTCOBY Pro SLIM CABLEなどが人気です。
目的別モバイルバッテリーの選び方
📱 スマホメインの日常使いなら
10000mAh / 20〜22.5W / USB-C(PD) + USB-A / 200g以下
このスペックなら日常使いには十分。コスパと実用性のバランスが最も良いゾーンです。
👉 具体的なおすすめ製品は【2026年版】モバイルバッテリーおすすめ7選で詳しく比較しています。
💻 ノートPCも充電したいなら
20000mAh以上 / 45〜65W / USB-C(PD必須) / 重量は妥協
MacBookやSurface など最新ノートPCへの充電には、PD対応・高出力が必須です。出力W数を最優先で確認しましょう。
✈️ 旅行・出張向けなら
20000mAh / 30W以上 / 複数ポート / 160Wh以下(飛行機対応)
飛行機の持ち込み制限(後述)を必ずチェック。20000mAh(約74Wh)なら問題なく持ち込めます。
🏕️ アウトドア・防災用なら
30000mAh以上 / 防水防塵対応 / LEDライト付き / ソーラー充電対応
キャンプや災害時を想定するなら、大容量に加えて耐久性と付加機能を重視しましょう。
📘 Ankerの定番モデルが気になる方は
楽天の口コミ1300件超の人気モデルを徹底分析したAnker Power Bank (10000mAh, 22.5W) レビュー記事もあわせてご覧ください。
よくある失敗パターン5選
❌ 失敗①:容量が大きい=何でも充電できると思った
20000mAhの大容量バッテリーを買ったのに、ノートPCが充電されない──原因は出力W数の不足です。容量と出力は別のスペック。PCを充電したいなら30W以上の出力が必要です。
❌ 失敗②:飛行機に持ち込めなかった
航空法では、リチウムイオンバッテリーの持ち込みにWh(ワットアワー)制限があります。
| 100Wh以下 | ✅ OK(個数制限なし) | ❌ NG | 約27,027mAh以下
| 100〜160Wh | ✅ OK(2個まで) | ❌ NG | 約27,027〜43,243mAh
| 160Wh超 | ❌ NG | ❌ NG | 約43,243mAh超
**💡 対策:旅行用なら20000mAh(約74Wh)**を選んでおけば、どの航空会社でも問題ありません。Wh表記がない場合は「mAh × 3.7 ÷ 1000」で計算できます。
❌ 失敗③:PD非対応でPC充電ができなかった
USB-CポートがあってもPD(Power Delivery)非対応の場合、ノートPCは充電できません。「USB-C = 急速充電」ではないので要注意です。
❌ 失敗④:安すぎるバッテリーの容量詐称
格安モバイルバッテリーの中には、実際の容量がカタログ値の半分以下というものも存在します。信頼できるメーカー(Anker、CIO、UGREEN、Baseus等)の製品を選びましょう。
❌ 失敗⑤:本体の充電に時間がかかりすぎる
出力だけでなく入力(本体充電速度)も重要です。入力が5Wしかない20000mAhバッテリーは、満充電に10時間以上かかることも。入力18W以上のモデルを選びましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. モバイルバッテリーの10000mAhでスマホ何回充電できる?
変換効率を考慮すると、10000mAhのモバイルバッテリーでiPhone 15(3,349mAh)は約2回、Galaxy S24(4,000mAh)は約1.5回充電できます。カタログ値の60〜70%が実際に使える容量と考えましょう。
Q. 飛行機にモバイルバッテリーは持ち込めますか?
160Wh以下(約43,243mAh / 3.7V換算)であれば機内持ち込み可能です。ただし預け荷物には入れられません。100Wh以下は個数制限なし、100〜160Whは2個までが一般的なルールです。
Q. USB PDとQC(Quick Charge)の違いは?
USB PDはUSB-Cポートで最大240Wまで対応する業界標準規格で、スマホからノートPCまで幅広く対応します。QCはQualcomm独自規格で主にAndroidスマホ向けです。汎用性で選ぶならPDがおすすめです。
Q. パススルー充電は使っても大丈夫?
パススルー充電対応モデルなら問題ありません。ただし発熱しやすく、長時間の使用はバッテリー寿命に影響する可能性があります。対応を明記したモデルを選びましょう。
Q. PSEマークがないモバイルバッテリーは危険?
2019年2月以降、PSEマークのないモバイルバッテリーは日本での販売が禁止されています。安全基準を満たしていない可能性があり、発火・爆発のリスクがあるため絶対に購入しないでください。
まとめ:モバイルバッテリー選びのチェックリスト
最後に、購入前に確認すべきポイントをチェックリストにまとめました。
📋 購入前チェックリスト
- ☑ 容量:自分の使用頻度に合った容量か?(迷ったら10000mAh)
- ☑ 出力:充電したいデバイスに十分なW数か?(PC充電なら30W以上)
- ☑ ポート:USB-C(PD対応)はあるか?
- ☑ サイズ・重量:毎日持ち歩ける重さか?
- ☑ 急速充電:PD/QCなど必要な規格に対応しているか?
- ☑ パススルー:本体充電中もデバイスに給電できるか?
- ☑ PSEマーク:安全基準を満たしているか?
- ☑ 飛行機対応:160Wh以下か?(旅行用の場合)
モバイルバッテリーは「とりあえず大容量」ではなく、自分の用途に最適なスペックを選ぶことが大切です。この記事を参考に、ぴったりの1台を見つけてください。